対応テンプレート
フィッシング報告テンプレート
フィッシング疑いを発見した社員が、削除せず、隠さず、時系列と操作内容を添えて報告できるようにする。
- 重要度
- 中
- 想定読者
- 全社員・情シス・CSIRT
- 所要時間
- 約9分
何を確認するか
フィッシング疑いメールを受け取った、クリックした、入力した場合に、初動から社内報告文まで迷わず対応するためのテンプレート。
なぜ重要か
早い報告は被害拡大防止に直結する。報告項目が決まっていれば、受け手側もヘッダー確認、URL調査、隔離判断へ進みやすい。
見落とすと何が起きるか
クリックや入力の事実が曖昧なままだと、セッション失効、パスワード変更、SaaS権限確認が遅れる。
初動
- メールを削除せず、リンクや添付を追加で開かない
- 押した、入力した、添付を開いた操作を時刻付きでメモする
- 社内指定窓口へメール原本または指定形式で報告する
封じ込め
- 入力済みの場合は対象アカウントのセッション無効化を依頼する
- 端末隔離が必要かEDRや情シスへ確認する
- 同一メールが他社員へ届いていないかメールゲートウェイで検索する
調査
- 差出人、Return-Path、リンク先、添付ハッシュ、受信者一覧を確認する
- ログイン履歴、MFAイベント、メール転送ルールを確認する
- OAuth同意やSaaS連携が追加されていないか確認する
復旧
- パスワード変更、MFA再登録、セッション失効を完了する
- 端末検査結果に応じて再接続を判断する
- 影響がない場合も報告者へクローズ連絡を返す
再発防止
- 検知ルール、メール隔離ルール、社員向け注意喚起を更新する
- 報告しやすかった点と迷った点を振り返る
- 同種メールの訓練シナリオへ反映する
報告文テンプレート
件名: フィッシング疑いメールの確認依頼 受信日時: YYYY-MM-DD HH:mm 差出人表示名 / メールアドレス: 件名: 自分が行った操作: 開いていない / リンクを押した / 入力した / 添付を開いた 気になった点: 添付: 原本添付の可否は社内ルールに従う