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基礎概念

ゼロトラスト

Zero Trust

ゼロトラストとは「ネットワークの内外を問わず、すべてのアクセスをデフォルトで信頼しない(Never Trust, Always Verify)」というセキュリティモデルです。従来の境界防御は「社内ネットワーク=安全地帯」という前提でしたが、クラウド移行・リモートワーク・内部不正・APTのラテラルムーブメントによってその前提はすでに崩れています。ゼロトラストでは「正規のID+準拠したデバイス+正当なコンテキスト(時刻・場所・リスクスコア)」を毎回組み合わせて検証し、その瞬間の最小限のアクセスだけを許可します。マイクロセグメンテーションでデータセンター内の東西トラフィックにも制御を適用し、ZTNA(Zero Trust Network Access)でVPNを代替することでリソースごとの細かな制御が実現します。米連邦政府が2024年度末までに全行政機関のゼロトラスト移行を義務化するなど、国家レベルでの採用が急速に進んでいます。

従来の「内側は安全」という境界防御はリモートワーク・クラウド移行・ラテラルムーブメント対策の観点で限界を迎えました。米国政府は2024年度末までに連邦行政機関のゼロトラスト移行を義務付けており、国家レベルで採用が進んでいます。実装の柱はIDベースのアクセス制御・デバイス検証・マイクロセグメンテーション・暗号化通信です。

  • Never Trust, Always Verify(決して信頼せず、常に検証する)が基本原則
  • ネットワークの場所ではなくIDとデバイス状態でアクセスを制御する
  • マイクロセグメンテーションで侵害が発生しても横展開(ラテラルムーブメント)を制限
  • VPNの代替としてZTNA(Zero Trust Network Access)が普及中
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