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プロトコル・技術

TLS

Transport Layer Security

TLS(Transport Layer Security)はインターネット上の通信を暗号化し、通信相手の正当性を証明するプロトコルで、HTTPSをはじめメール(SMTP/IMAP/POP3)・VPN・APIなど幅広い通信で使われています。ハンドシェイクで鍵交換(ECDH等)を行いセッション鍵を生成した後、実際のデータをAES-GCMなどの認証付き対称暗号で処理します。TLS 1.0/1.1は廃止済み・TLS 1.2は非推奨で、TLS 1.3(RFC 8446)が現在の標準です(脆弱な暗号スイートの削除と0-RTTハンドシェイクによる速度改善が行われました)。X.509デジタル証明書によりサーバーの正当性が認証局(CA)に保証され、CT(Certificate Transparency)ログで不正発行証明書を監視できます。Let's Encryptの普及で証明書の無料取得・自動更新(ACME)が標準化され、HTTPSが事実上すべてのWebサイトに普及しました。

TLS 1.3(RFC 8446)では0-RTTハンドシェイクの導入と廃止暗号スイートの削除でセキュリティと速度が改善されました。証明書の有効期限はLet's Encryptの普及で90日が事実上の標準となり、2027年以降はブラウザが47日への短縮を推進しています。証明書発行CAの信頼性がHTTPS全体の安全性を支えています。

  • TLS 1.0/1.1は廃止済み・TLS 1.2も非推奨 — 現在はTLS 1.3を使用する
  • HSTS(HTTP Strict Transport Security)でHTTPへのダウングレード攻撃を防止
  • CT(Certificate Transparency)ログで不正発行証明書を監視できる
  • 証明書の自動更新(Let's Encrypt + ACME)を設定し期限切れを防ぐ
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