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基礎概念

機密性

Confidentiality

機密性とは「権限を持つ人だけが情報にアクセスできる」という性質で、CIA三原則の"C"にあたります。個人情報・営業秘密・医療記録・暗号鍵といった機微情報が第三者に渡ることを防ぐのが主目的です。暗号化・アクセス制御リスト(ACL)・認証・最小権限の原則・データ分類ポリシーが機密性を技術的に担保する主な手段であり、いずれも「本当に必要な人だけに、必要な情報を」という考え方の実装です。機密性が侵害される代表的な経路は、盗聴(暗号化されていない通信の傍受)・不正アクセス(認証情報の窃取や脆弱性の悪用)・内部不正(過剰な権限を持つ従業員による意図的な漏洩)の3つです。機密性を高めすぎると可用性が下がるというトレードオフがあるため、ビジネス要件と折り合いをつける設計判断が求められます。

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